マニラ娘純情。Manila Photo Virgin. "好きですマニラ manila love..." White edition

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数ヶ月前に逢った、ジェンサンの娘から電話がかかってきた。
電話に出ると数年逢っていない知人の声がそこにあった。

再会を『ネモトレストラン』で果たすこととなったが、きわめて健康。仕事も順調の様子である。


娘の方はというと、生後数ヶ月の娘を抱えている。

いつかブログでも書いたと想うが、商店の販売員をしていたが収入で生活できず、故郷のジェネラルサントスに帰った娘だ。

彼女の言うところによれば、稼ぎも無い娘への母親への仕打ちは冷たかったそうだ。
金を稼いで家に入れるどころか、収入の無いところに来て口がひとつ増えたのだから、母親も困ったのだろう?

親に冷たい仕打ちをうけてるところに、フィリピーノが甘い優しい言葉をかけた。そして子供が出来た。
お腹が目立ち始めると、フィリピーノとは連絡が途絶えたと言う。

ひとつの口がまた増えた………。





そんなわけで結局は、ジェンサンで仕事にありつくことも無く、二ヶ月前マニラに舞い戻って来た。

仕事が決まってるわけでもなく、面接に行ったKTVでは「働きたければ労働許可の手続きの金を持って再度来るように」言われたそうである。


「私ダイエットで奇麗になったでしょう?」


などと言っていたが、私には飢餓で栄養もろくにとれていない、一人の娘としか目に映らなかった。


それがどうだ。体は福やかになり、子供の衣服も普通以上のものを纏っている。

粉ミルクを持ち歩き子供に希釈して飲ませ、かって自分の履きつぶしたボロボロのスリッパは、奇麗なものに置き換わっていた。
それどころか、携帯電話は何故か2台。母が凄いと言うより女は凄い。

マビニやエルミタ、マカティーの日本KTVは、閑古鳥が鳴いている。
今彼女が働いているのはケソン。

ケソンは、景気が良いようだ。


子供が独りで空を飛び海を渡ってくるはずも無く、誰かが連れて来たか迎えにいったわけだ。そんな金を手にしていた。



「ね〜 子供可愛いでしょう?」


そんな風に言われても、キスさえもしたこともしたことの無い娘からの投げかけ。

一般論で「可愛い」などと答えると、とんでもない誤解が生じる。
「パパ」とは、その子の父親を意味する言葉ではない。
自分を含めた養育者。生活援護者を意味することがあるのだ。

知人が子供に向かって言った。


「ほら、パパでチュよ〜」







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