マニラ娘純情。Manila Photo Virgin. "好きですマニラ manila love..." White edition

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イントラムロス。マニラ大聖堂からサン・アグスチン教会に至る道に、第二次世界大戦のフィリピン人を巻込んだ、マニラ市街戦の慰霊の像があります。

母や家族の前でアメリカのスパイとして疑をかけられて、逮捕連行。
後ろ手、目隠しで、建物の窓に立たされて、旧日本軍に人間の楯とされたそうです。
今もアメリカの艦砲射撃の痕跡を残すイントラムロス。怒りや悲しみがイントラムロスには溢れているのです。


その悲しみや怒りの鎮魂の像。

その近くに、この辺りでは珍しく物乞いの人々が目につきました。

物価高騰による生活難。

ガイドを申出る者。セフティーガードを申し出る者。
ただ手を出して物乞いする人々に混ざって、そんな名目で物乞をする人たちも居ました。観光エリアでは「ガイド」「セフティーガード」名目は、材料も設備も要らない、口先稼業の名目の商売。

ただ手を差出す物乞に一つ加えただけの………乳飲み子を借りて来て抱いて演出した物乞と同じようなものでしょうか?


哀れみをかって物乞うのと違う点は「あなたのために、やってやる」という烏滸がましさと、厚かましさが付け加えられている点です。

「他人のためにやってやっている。」そう思うことで、物乞である自らを忘れさせる点です。

 信念あるセットアップ犯罪者集団というのもありますがね。 
 犯罪者にも「道理(言い訳:建て前)」があることは日本のことわざにもありますよね。



日本人旅行者を狙うこの手合いの特徴は、名目「セフティーガード」と『ポンビキ』がセットになっているという点。「あなたを守ってあげる」と「女要らないか」が、ワンセットになっていることです。


















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イントラムロス、サンチャゴ要塞有料入場料エリアゲートの前の脇道。
ホテルが出来ていました。

ホテルは以前からもこの辺にもあるのですが………無かった新たな建物があるということで、道に迷ったのです。


「こんな建物無かったな~」


なのですが………それを良いことに、迷いついでに気になるエリアに。
サンチャゴ要塞前のリサールが収容脱走した牢獄の裏側に当たるんですかね? 警備員が制止するまでつかつかと入り込んで撮影。

「サンチャゴ要塞まで行こうとしている」と伝えると、「戻ってあの門を曲がれ」とのこと。


『こんなホテルは無かったよな?』


なのですが、壁の隙間に堕ちた種が発芽して石積の壁と同化して根を張った樹を見つけたのです。

この樹には記憶がありまして、その時は、盛岡の地方裁判所の岩の狭い裂け目から育った、樹齢360年を超える、あの石割桜を思い浮かべていたのです。

そのモルタルで化粧され白く塗られた石壁と樹が、かろうじて残されていた角から、ホテル建築がされていたので、その場所を再確認できたのです。



サンチャゴ要塞前の広いお庭に入る門の前には、屋台やスペイン当時の衣装を着た警察官や警備員、客を待つカレッサが居て、ほど良い広さの空間だったんですがね。

新しい小奇麗な、土産物店やホテルが出来ていて、欧米からのツアー観光者の集団が居ました。

マニラ観光の要所、イントラムロス。

サンチャゴ要塞からマニラ大聖堂、サン・アグスチン教会、リバティー記念碑横の門に至る道は、ルソン島北部のビガン歴史都市を僅かなりとも感じさせてくれるところですからね。

石畳や建築物から、スペイン統治当時を彷彿とさせるものがあるわけです。



私はというと、このエリアに足を踏み入れると、第二次世界大戦末期の、旧日本海軍マニラ守備隊とアメリカ軍の攻防の、マニラ市街戦の鎮魂の想いに立ちます。

アメリカ軍の艦砲射撃で破壊されたままの建造物。
その建物の窓際に、日本軍によって囚われ、手や身体を縛られたフィリピン人を、人間の楯とした記録があります。

サンチャゴ要塞からのイントラムロスの道は、鎮魂と平和の祈りの道でもあります。


戦後も遥か………。平和への祈りと生命力の強さを、この樹に観るのです。



























イントラムロス、フィリピン入国管理局。

その向かいにスタバ(starbucks)があります。
古い施設を改造したその店は、私のフィリピンのお気に入りの一つ。
静かにコーヒーを楽しむことができる、外から心持ちの良い光が差し込む洞窟のようです。


店外では喫煙する客に用意されたテーブル空間。
樹々の下。入管まで続く半径100mの空間の中に、道路が横切り、来庁者の車が離れて置いてあり、ちょいとお洒落な空間になっていました。



そこが駐車する車によって、店の脇のギリギリまで寄せられて囲まれてしまっていました。
車でバリケードをはられたような、息苦しい空間に変わっていたのです。

毎年一月は外国人在住者のビザの更新で、多数が押し寄せるので、車で来た人が多くてそうなっているのかというと、そうではなくて、それは毎年のこと。
昨年も一昨年も………そんなことは無かったのです。



入管の建造物の中に、新たなコーヒースポットが増設されていました。
既にあった向って右側のコーヒースポットに対して、入管のゲート左側にもコーヒースポットが出来たのです。

店から出て来た利用客の手には、スタバのお持ち帰り用カップ。
そういうことだったのです。

コーヒースポットやショップは、その味のコーヒーを飲みたいだけでなく、店の造りもロケーションも味のうち。かってのスタバが駐車する車の影に追いやられた私は、立ち寄りたい気分も失せたのでした。



数年前までは、メトロマニラのコーヒーと言えば、限りある店を除いてインスタントコーヒー。皿の上にコーヒーの入ったカップと、袋砂糖と袋粉ミルクと、かき混ぜようのプラスティック棒が運ばれて来たものです。

その頃でも既に、セブやミンダナオでは本物のコーヒーショップがあって、茶やケーキが楽しめたのです。
コーヒーに関しては、ルソン島とセブ・ミンダナオの文化や流通の違いを感じたものです。


味だけではなくロケーションも………。
「手に入る」「飲める」という機能だけではない価値への評価は………。
これが、今この入管前環境での合理的経済的価値と評価なのでしょう?


このスタバ。入管の手続きでの待ち時間を潰すというよりは、入管職員が口利きとなって袖の下を貰って、関係書類の持ち回りをする、打ち合わせと待ち合わせの場になっていたのです。

その場が庁舎内にできたとすれば、100m向こうにお出ましになることもなく………合理的な場所に店ができ、合理的な場所で人が集うということですかね?


年に一度の定点観測は、役所の機能の合理的変化や利用者の細かな変化を、映しているものです。



話はかわりますが、世界的にコーヒーの価格が高騰しています。
日本では、ネスカフェが商品価格を11%UPとか? スタバも値上げを予定しています。

理由は、世界的消費拡大によるためだそうで、スパイス類も含めて右ならえ。

経済的後進国や発展途上の国が豊かになって、嗜好消費も拡大しているのだそうです。



まぁ~ 文明国や先進国だけが、コーヒーを飲み、スパイスを使うことが許されているわけでもなく………貧しかった国が豊かに成って行くということは、そんなことにもなって行く話。

価値増殖の生産(生産による付加価値増加)を伴わない、流通過程での利ざやで稼いで来た消費大国が、舞台ででかい顔をしていた時代から、舞台の立ち位置も役回りも変わって行くのかもしれませんね。

デビソリアで買ったものを、キアポやバクラランでちょいと手間賃を加えて売るフィリピンの物売り。
中国や他のアジア地域から安いものを手に入れて来て、国内で高く売っていた日本卸売業。生産過程で価値と利益を増やさないという点では、規模の違いこそあれ同じようなものです。













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